レアル・マドリードのモウリーニョ監督「ＣＳＫＡ戦は冗談抜きで全力で戦う」

レアル・マドリーのジョゼ・モリーニョ監督は２０日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦、日本代表ＭＦ本田圭佑が所属するＣＳＫＡモスクワ戦に向けた会見に応じた。

　まず、モリーニョ監督はＣＳＫＡモスクワを警戒した上で、厳しい気候条件での試合について自身の見解を示した。

「ＣＳＫＡモスクワはここ数年同じメンバーで戦っている印象を受けた。また、守備はとても組織されているイメージがある。インテル時代に戦ったこともあるが、非常に苦しめられたことを覚えている。

そして明日、われわれは気候条件に打ち勝つことが必要となる。人工芝という条件も考慮しなければならない。マイナス１５度で試合するのだから、選手には全力で戦ってほしい。勝ち進むために、どのような形でも勝ち点を奪えることを望んでいる」

　また、翌日のスタメンについて質問されたモリーニョ監督は、「現時点ではアイデアが固まっていない」と明言を避けた。

「（スタメンについては）選手たちも知らないのに、答えることができない質問だ。対戦相手の分析は済んでいるが、レアル・マドリーがどの戦術をとるかは、まだ決定していない。まあ、選手はそろっているし、次に勝ち進むための布陣を用意するつもりだ。ホームでの戦いも頭に入れて試合に臨む。とにかく、明日は冗談抜きで全力で戦うことが大切だ」

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/1112/headlines/20120221-00000005-spnavi-socc.html